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新築マンション価格はみんなの年収の何倍?

2016年7月28日、東京カンテイは

「2015年新築マンション価格年収倍率」を公表しました。

2015年に分譲された新築マンションの

平均坪単価を都道府県別に算出し、

70㎡換算した価格が平均年収の何倍かを表しています。

ちなみに新築マンションの専有面積は70㎡前後が中心とされてきましたが、

2015年に首都圏で分譲された新築マンションの平均専有面積は61.90㎡。

少子化や単身世帯の増加、

また土地価格が高騰していることにより

このところ都心近郊の専有面積は

以前より減少してきています。



ところでこの東京カンテイが毎年公表している

「新築マンション価格年収倍率」

当事務所でも必ずチェックしていますが、

東京都の新築マンション価格の

過去9年間の推移を以下にまとめてみました。


【東京都で分譲された新築マンション価格(70㎡換算)と年収倍率の推移】
分譲年平均価格(70㎡換算)平均年収年収倍率
(価格÷年収)
2015年7,086万円627万円11.30倍
2014年6,673万円629万円10.61倍
2013年6,174万円631万円9.79倍
2012年6,028万円613万円9.84倍
2011年5,763万円611万円9.43倍
2010年5,866万円618万円9.49倍
2009年6,132万円612万円10.02倍
2008年5,561万円610万円9.11倍
2007年6,122万円621万円9.85倍

出所:東京カンテイ プレスリリース 新築マンション年収倍率2016年7月28日http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/88bairitsu-new.pdf


このところ足元では上昇が止まり

新築住宅価格は高止まりしているようですが、

2014年、2015年は年収倍率10倍を超え

マンション価格がかなり高騰しています。


リーマンショック後の2008年でも

年収倍率9倍超となっており

東京のマンション価格の高さは異常ですね。


高くても交通アクセスが良く

最新の建築技術で建てられ

快適な設備や管理が整う新築マンションは人気です。

快適さをお金で買っていると思えば

納得いく面もありますが、

イニシャルコストだけではなく

住んだ後の管理費・修繕積立金や駐車場代など

ランニングコストも考慮した上で

ずっと住み続けられるのか

チェックしてから契約するようにしてください。

当事務所では、

首都圏の新築マンションを検討している

お客様からの相談も多くなっています。

キャッシュフロー表を作成し数字化することで

教育費や老後資金を確保した上で

住宅ローンの返済が最後まで 無理なく可能か

一目瞭然になります。

高い買い物ですので、

是非、契約前にはキャッシュフロー表で

家計のシミュレーションをしてみてください。

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