10月から新しく生まれ変わった「フラット35」
団体信用生命保険料(団信料)が金利組み込みに。
【フラット35 10月実行金利】
〈自己資金1割以上〉
返済期間 | 適用金利 |
21~35年 | 1.36%(前月比+0.28%) |
15~20年 | 1.29%(前月比+0.27%) |
〈自己資金1割未満〉
返済期間 | 適用金利 |
21~35年 | 1.80%(前月比+0.28%) |
15~20年 | 1.73%(前月比+0.27%) |
※フラット35は自己資金の割合や、返済期間によって適用金利が異なります。
※フラット35は取扱金融機関によって金利が異なります。表示は最低金利で取り扱っている金融機関ものです。
※フラット35は融資実行時(引渡時)の金利が適用となります。
これまでフラット35の団信料は
年1回、1年分の保険料を口座引き落とし
もしくはクレジットカードで支払うかたちでした。
10月からは、団体信用生命保険料相当分として
金利に0.28%上乗せされ、
毎月の返済の中で支払うかたちに変わります。
ちなみに、
返済期間35年・自己資金1割以上の場合の
9月の実行金利は1.08%。
対して、10月の実行金利は1.36%。
その差+0.28%は団信料分になります。
つまり、団信料を含めない基準金利は
9月と同じ水準1.08%で推移しています。
他の都市銀行の住宅ローンなどもそうですが
10月は概ね9月の金利のまま据え置きとなりました。
さらに今回の改正で
「フラット35S」(※2)の金利優遇が
▲0.3%から▲0.25%へ縮小となりました。
(※2)「フラット35S」・・・省エネ・耐震性・バリアフリーなど性能面で特に優れた良質な住宅向けに当初10年間、もしくは5年間金利を優遇するフラット35特有の制度
〈フラット35S 適用物件向け金利〉
自己資金割合と返済期間 | フラット35S(Aプラン) | フラット35S(Bプラン) |
自己資金1割以上 返済期間21~35年 (一般物件向け1.36% ) | (当初10年間)1.11% (11年目以降)1.36% | (当初5年間)1.11% (6年目以降)1.36% |
自己資金1割以上 返済期間15~20年 (一般物件向け1.29% ) | (当初10年間)1.04% (11年目以降)1.29% | (当初5年間)1.04% (6年目以降)1.29% |
自己資金1割未満 返済期間21~35年 (一般物件向け1.80% ) | (当初10年間)1.55% (11年目以降)1.80% | (当初5年間)1.55% (6年目以降)1.80% |
自己資金1割未満 返済期間15~20年 (一般物件向け1.73% ) | (当初10年間)1.48% (11年目以降)1.73% | (当初5年間)1.48% (6年目以降)1.73% |
その他、
団体信用生命保険や三大疾病保障の保障範囲が拡充されたり、
3世代同居や親世帯と近居の人向けに
金利優遇する子育て支援制度などが
新設しています。
平井FP事務所では、フラット35のメリット・デメリット、
新制度がスタートしたフラット35
ならでは特徴を活かしたお得な活用方法などを
お伝えしています。
フラット35でお悩みの方は平井FP事務所まで
お問い合わせください。
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