「フラット35」金利 前月比▲0.01%
自己資金1割以上35年固定・・・1.36%
<融資率9割以下>
<融資率9割超 >
※表示は「買取型フラット35」を最低金利で取り扱う金融機関のものです。
■フラット35は自己資金の割合や、返済期間によって適用金利が異なります。
■フラット35は取扱金融機関によって金利が異なります。
■フラット35は融資実行時(引渡時)の金利が適用となります。
■「フラット35S」適用物件はさらに▲0.25%の金利優遇
「フラット35S」・・・省エネ・耐震性・バリアフリーなど
性能面で特に優れた良質な住宅向けに
当初10年間、もしくは5年間金利を優遇する制度
<フラット35S(高性能住宅)とフラット35(一般住宅)の金利>
<フラット35 過去2年間の金利推移>
※融資率9割以下、返済期間21~35年の最低金利
<2021年 5月> 1.36%
<2021年 4月> 1.37%
<2021年 3月> 1.35%
<2021年 2月> 1.32%
<2021年 1月> 1.29%
<2020年12月> 1.31%
<2020年11月> 1.31%
<2020年10月> 1.30%
<2020年 9月> 1.32%
<2020年 8月> 1.31%
<2020年 7月> 1.30%
<2020年 6月> 1.29%
<2020年 5月> 1.30%
<2020年 4月> 1.30%
<2020年 3月> 1.24%
<2020年 2月> 1.28%
<2020年 1月> 1.27%
<2019年12月> 1.21%
<2019年11月> 1.17%
<2019年10月> 1.11%
<2019年 9月> 1.11%
<2019年 8月> 1.17%
<2019年 7月> 1.18%
<2019年 6月> 1.21%
<2019年 5月> 1.29%
<2019年 4月> 1.27%
過去2年間を振り返ると
2019年9月・10月の
1.11%が最も低かったことになります。
この時のフラット35の金利は
過去2年にとどまらず
住宅金融公庫時代から含めて
フラット35史上、最低の金利でした。
過去には2016年8月に
フラット35の金利が0.9%を
つけたことがありますが
この時は団体信用生命保険料が金利に組み込まれていません。
それが2017年10月に金利に組み込まれるようになり
その分0.28%金利が引き上げられました。
つまり、団体信用生命保険料分を0.28%と考えると
2019年9月・10月の1.11%が
実質の史上最低金利となっています。
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大で
世界的に景気が落ち込み
各国でゼロ(マイナス)金利政策がとられました。
結果、金融緩和政策によってだいぶついた資金が
経済回復を先取りする形で
一気に株式や不動産などの資産に流れ込み
株価は史上最高値を更新
不動産価格も高騰しました。
2021年に入り
米国で短期間に金利が急騰したことやインフレ懸念から
日本でも長期金利が上昇していましたが
ここへきて金利上昇がおちつき
過去3ヶ月連続で上っていたフラット35の金利も
5月は若干の利下げとなりました。
このように短期的には
長期金利がわずかに上げ下げしていますが
10年・20年という長いスパンで見ると
今の長期金利はまだまだ低い水準です。
気になるのが今後の動きですが
日本銀行は4月の金融政策決定会合で
物価が安定して2%の上昇をするまでは
短期金利をマイナス0.1%
長期金利を0%程度に誘導する
大規模金融緩和政策を継続して行う方針を発表しました。
そのため、
物価が上がらず
日本銀行のコントロールがきいているうちは
しばらくの間、金利の急激な上昇はないと
いうのが大筋の見方です。
ただし、長期金利は短期金利と違って
市場関係者のおもわくで金利が動くこと
株価や不動産価格の高騰から波及して
インフレが起こる可能性もあること
これまで20年間上がらなかった金利が
なにかをきっかけに大きく変わる可能性もあること
長期的には
健全な経済成長をする強い日本に戻すために
政府は物価や金利をあげようとしていること
これらのことも踏まえると
結局は5年後よりもっと先の
将来の金利は誰にも予想がつかない
ということになります。
住宅ローンの返済は20年・30年と長く続くので
金利を選ぶ場合は
金利が上がった際にはどうするか
もしもの時の対策までしっかり立ててから
借りるようにしてください。
結果、金利が上がらなかった場合はラッキーですが
将来の金利は誰にも予想ができませんので
楽観的なパターンと悲観的なパターンの
両方をシミュレーションしておくと安心です。
住宅ローンの借り方・返し方のベストな方法は一つではありません。
その家庭の家計収支や貯蓄・運用状況
性格・相場観などを診断した上で
その家庭にあった方法を
具体的にシミュレーションして決めることが重要です。
住宅購入や住宅ローンでお悩みの方は
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お問い合わせください。
今月の都市銀行住宅ローン金利はこちら⇒2021年5月住宅ローン金利(都市銀行)
過去の金利情報はこちら⇒フラット35 過去の金利
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フラット35Sの認定基準
『フラット35』融資対象が諸費用まで拡大!!
2017年10月『フラット35』制度改正 団信料金利組み込みに!!
自己資金1割以上35年固定・・・1.36%
<融資率9割以下>
返済期間 | 適用金利 |
21~35年 | 1.36% (前月比 ▲0.01%) |
15~20年 | 1.23% (前月比 ▲0.01%) |
<融資率9割超 >
返済期間 | 適用金利 |
21~35年 | 1.62% (前月比 ▲0.01%) |
15~20年 | 1.49% (前月比 ▲0.01%) |
※表示は「買取型フラット35」を最低金利で取り扱う金融機関のものです。
■フラット35は自己資金の割合や、返済期間によって適用金利が異なります。
■フラット35は取扱金融機関によって金利が異なります。
■フラット35は融資実行時(引渡時)の金利が適用となります。
■「フラット35S」適用物件はさらに▲0.25%の金利優遇
「フラット35S」・・・省エネ・耐震性・バリアフリーなど
性能面で特に優れた良質な住宅向けに
当初10年間、もしくは5年間金利を優遇する制度
<フラット35S(高性能住宅)とフラット35(一般住宅)の金利>
融資額割合 と返済期間 | フラット35S (Aプラン) | フラット35S (Bプラン) | フラット35 (一般住宅) |
融資率9割以下 返済期間 21~35年 | (当初10年間) 1.11% (11年目以降) 1.36% | (当初5年間) 1.11% (6年目以降) 1.36% | (全期間) 1.36% |
融資率9割以下 返済期間 15~20年 | (当初10年間) 0.98% (11年目以降) 1.23% | (当初5年間) 0.98% (6年目以降) 1.23% | (全期間) 1.23% |
融資率9割超 返済期間 21~35年 | (当初10年間) 1.37% (11年目以降) 1.62% | (当初5年間) 1.37% (6年目以降) 1.62% | (全期間) 1.62% |
融資率9割超 返済期間 15~20年 | (当初10年間) 1.24% (11年目以降) 1.49% | (当初5年間) 1.24% (6年目以降) 1.49% | (全期間) 1.49% |
<フラット35 過去2年間の金利推移>
※融資率9割以下、返済期間21~35年の最低金利
<2021年 5月> 1.36%
<2021年 4月> 1.37%
<2021年 3月> 1.35%
<2021年 2月> 1.32%
<2021年 1月> 1.29%
<2020年12月> 1.31%
<2020年11月> 1.31%
<2020年10月> 1.30%
<2020年 9月> 1.32%
<2020年 8月> 1.31%
<2020年 7月> 1.30%
<2020年 6月> 1.29%
<2020年 5月> 1.30%
<2020年 4月> 1.30%
<2020年 3月> 1.24%
<2020年 2月> 1.28%
<2020年 1月> 1.27%
<2019年12月> 1.21%
<2019年11月> 1.17%
<2019年10月> 1.11%
<2019年 9月> 1.11%
<2019年 8月> 1.17%
<2019年 7月> 1.18%
<2019年 6月> 1.21%
<2019年 5月> 1.29%
<2019年 4月> 1.27%
過去2年間を振り返ると
2019年9月・10月の
1.11%が最も低かったことになります。
この時のフラット35の金利は
過去2年にとどまらず
住宅金融公庫時代から含めて
フラット35史上、最低の金利でした。
過去には2016年8月に
フラット35の金利が0.9%を
つけたことがありますが
この時は団体信用生命保険料が金利に組み込まれていません。
それが2017年10月に金利に組み込まれるようになり
その分0.28%金利が引き上げられました。
つまり、団体信用生命保険料分を0.28%と考えると
2019年9月・10月の1.11%が
実質の史上最低金利となっています。
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大で
世界的に景気が落ち込み
各国でゼロ(マイナス)金利政策がとられました。
結果、金融緩和政策によってだいぶついた資金が
経済回復を先取りする形で
一気に株式や不動産などの資産に流れ込み
株価は史上最高値を更新
不動産価格も高騰しました。
2021年に入り
米国で短期間に金利が急騰したことやインフレ懸念から
日本でも長期金利が上昇していましたが
ここへきて金利上昇がおちつき
過去3ヶ月連続で上っていたフラット35の金利も
5月は若干の利下げとなりました。
このように短期的には
長期金利がわずかに上げ下げしていますが
10年・20年という長いスパンで見ると
今の長期金利はまだまだ低い水準です。
気になるのが今後の動きですが
日本銀行は4月の金融政策決定会合で
物価が安定して2%の上昇をするまでは
短期金利をマイナス0.1%
長期金利を0%程度に誘導する
大規模金融緩和政策を継続して行う方針を発表しました。
そのため、
物価が上がらず
日本銀行のコントロールがきいているうちは
しばらくの間、金利の急激な上昇はないと
いうのが大筋の見方です。
ただし、長期金利は短期金利と違って
市場関係者のおもわくで金利が動くこと
株価や不動産価格の高騰から波及して
インフレが起こる可能性もあること
これまで20年間上がらなかった金利が
なにかをきっかけに大きく変わる可能性もあること
長期的には
健全な経済成長をする強い日本に戻すために
政府は物価や金利をあげようとしていること
これらのことも踏まえると
結局は5年後よりもっと先の
将来の金利は誰にも予想がつかない
ということになります。
住宅ローンの返済は20年・30年と長く続くので
金利を選ぶ場合は
金利が上がった際にはどうするか
もしもの時の対策までしっかり立ててから
借りるようにしてください。
結果、金利が上がらなかった場合はラッキーですが
将来の金利は誰にも予想ができませんので
楽観的なパターンと悲観的なパターンの
両方をシミュレーションしておくと安心です。
住宅ローンの借り方・返し方のベストな方法は一つではありません。
その家庭の家計収支や貯蓄・運用状況
性格・相場観などを診断した上で
その家庭にあった方法を
具体的にシミュレーションして決めることが重要です。
住宅購入や住宅ローンでお悩みの方は
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今月の都市銀行住宅ローン金利はこちら⇒2021年5月住宅ローン金利(都市銀行)
過去の金利情報はこちら⇒フラット35 過去の金利
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