2022年2月の都市銀行住宅ローン金利

1月の長期金利上昇を受け

多くの金融機関が

10年以上の固定金利を

＋０．０５％～＋０．１％ほど引き上げた中

りそな銀行が35年固定金利を据え置き

みずほ銀行は逆行して引き下げに転じました

金融機関によって

住宅ローンへの取り組み姿勢や施策に違いが

あらわれた月となりました。

【変動金利 都市銀行４行の比較】

※新築注文住宅でZEH（ゼロエネルギー住宅）を建てる方など向けに

三井住友銀行が金利を▲０．０５％下げています。

【１０年固定金利　都市銀行４行の比較】

【３５年固定金利　都市銀行４行の比較】

※上記金利はすべて、審査の結果、

最優遇が受けられた場合の金利です。

購入する住宅や申込人の諸条件によって

表示の金利より高くなることがあります。

※融資手数料型の商品となります。

保証料型は上記金利より高くなります。

※提携ローンの場合は

上記金利と異なる場合があります。

※銀行名の表記について

三菱・・・三菱UFJ銀行

三井・・・三井住友銀行

みずほ・・みずほ銀行

りそな・・りそな銀行

2022年2月の住宅ローン金利は

都市銀行4行の比較に限定すると

＜変動金利・新規＞みずほ銀行・WEB申込限定　０．３７５％

＜35年固定金利　＞りそな銀行・融資手数料型　０．９９５％

＜35年固定金利　＞みずほ銀行・WEB申込限定　０．９９０％

が金利競争力のある商品となっています。

ただし、住宅ローンは申込時の金利はなく

引き渡し時の金利が適用となる点に注意が必要です。

また、表示の金利は審査の結果

最優遇を受けられた場合の金利であり

審査結果しだいでは、上記よりも高くなることもあります。

みずほ銀行のWEB申込限定商品のように

各金融機関のWEB限定商品は

窓口申込や不動産会社経由は対象外となるため

自分で手続きを完結させなければならない点にも

ご注意ください。

申込する人の状況や購入する住宅の状況

また借り入れ方法などによっては

WEB申込では取り扱っていないケースがある点も

あります。

たとえば、個人事業主や会社経営者の方

あるいは借地や権利関係が複雑な担保物件の場合

さらには夫婦で収入合算する場合や親子リレー返済は

WEB申込では取り扱っていない金融機関が少なくありません。

また、中古住宅や新築売れ残り物件でよくある

契約から引き渡しまでのスケジュールが

1ヵ月といったようなタイトなスケジュールの場合

WEB申込では時間的に間に合わない場合もあります。

一方、WEB申込は

基本的には自分一人で申し込みをするため

勘違いや選択間違いによる

トラブルも増えています。

怖いのは、

住宅ローンや不動産取引は多くの人にとって

初めての経験で馴染みがないため

間違いに気づかないまま進んでしまうことが

ある点です。

複雑すぎてよく分からないけど

何を質問していいのかも分からない

という声もお客様からよく耳にします。

不動産や住宅ローンを比較検討するときには

時間に余裕をもって

あらかじめよく勉強しておくようにしてください。

自分で選ぶ時間を節約したい場合や

誤解によるトラブルをさけるためには

専門家のコンサルタントを受けることで

結果として時間と費用を大幅に節約できます。

平井FP事務所では

元銀行員であり、元不動産業者でもある

住宅ローンと不動産に強いファイナンシャルプランナーが

予算決めから物件選び、住宅ローンの攻略法、

資金計画・持ち分の決め方など

不動産購入に関するお悩みについて

トータルでサポートします。

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