2023年2月の都市銀行住宅ローン金利
長期固定金利がわずかに引き上げ
変動金利は借り換え専用に
金利を引き下げる金融機関が増えています
【変動金利 都市銀行4行の比較】
銀行名 | 新規借入 (金利優遇) | 借換専用 (金利優遇) |
三菱 | 0.475% (▲2.0%) | 0.345% (▲2.13%) |
三井 | 0.475% (▲2.0%) ※ZEH住宅は 0.425% | 0.475% (▲2.0%) |
みずほ | 0.375% (▲2.1%) | 0.375% (▲2.1%) |
りそな | 0.470% (▲2.005%) | 0.345% (期間限定 キャンペーン) |
【10年固定金利 都市銀行4行の比較】
銀行名 | 新規借入 <前月比> (11年目以降 金利優遇) | 借換専用 <前月比> (11年目以降 金利優遇) |
三菱 | 1.15% <前月比 +0.1%> (11年目~ ▲1.5%) | 1.02% <前月比 +0.1%> (11年目~ ▲1.55%) |
三井 | 1.14% <前月比 不変> (11年目~ ▲1.6%) | 1.79% <前月比 不変> (11年目~ ▲2.0%) |
みずほ | 1.4% <前月比 不変> (11年目~ ▲2.1%) | 1.4% <前月比 不変> (11年目~ ▲2.1%) |
りそな | 1.185% <前月比 +0.06%> (11年目~ ▲1.655%) | 1.185% <前月比 +0.06%> (11年目~ ▲2.045%) |
【35年固定金利 都市銀行4行の比較】
銀行名 | 新規借入 <前月比> |
三菱 | 1.88% <前月比+0.07%> |
三井 | 2.29% <前月比+0.01%> |
みずほ | 1.67% <前月比+0.01%> |
りそな | 1.445% <前月比+0.05%> |
※上記金利はすべて、審査の結果、
最優遇が受けられた場合の金利で
WEB申込の金利となっています。
購入する住宅や申込人の諸条件、
また申込方法によって
表示の金利と異なることがあります。
※融資手数料型の商品となります。
保証料型は上記金利より高くなります。
※提携ローンの場合は
上記金利と異なる場合があります。
※銀行名の表記について
三菱・・・三菱UFJ銀行
三井・・・三井住友銀行
みずほ・・みずほ銀行
りそな・・りそな銀行
都市銀行4行の中の比較では
【35年固定金利】りそな銀行 1.445%
【変動金利】
(新規借入)みずほ銀行 0.375%
(借り換え)三菱UFJ銀行 0.345%
(借り換え)りそな銀行 0.345%
が金利競争力のある商品となっています。
ここにきて
各金融機関、借り換え専用の金利を引き下げ
新規顧客の獲得競争が再び再燃しています。
変動金利で借り換えを検討している人はチャンスです。
ただし、諸費用や途中で完済することを考慮すると
金利が下がっても
借り換えするメリットがないケースも
あるのでシミュレーションをきちんと
するようにしてください。
長期固定金利の上昇が
目立ってきましたが
25年以上住宅ローンを扱ってきた立場としては
りそな銀行の35年固定:1.445%であれば
まだ低い水準という印象を個人的には受けます。
住宅ローンを繰り上げ返済するつもりはなく
35年かけてゆっくり返済する予定という方で
資産運用を同時並行していきたい人などには
向いているかもしれません。
ただし、
現状と今後の家計の整理がきちんとできていて
繰上返済効果よりもメリットがでる
正しい資産運用ができていればという前提です。
住宅ローンの返済計画を立てる時は
住宅ローンを単体でとらえるのではなく
教育費や老後資金の準備
資産運用とのバランス
加入している保険とのバランス
節税効果など
家計全般を俯瞰してみて
経済合理性やライフプランを優先した
ご自身に合った返済方法をとってください。
住宅ローンの返済方法や家計管理
資産運用でお悩みの方は
平井FP事務所までお気軽にお問い合わせください。
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