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長期金利急低下、3月のフラット35は利下げなるか!?

コロナウィルスの影響で金利が下がっています。


フラット35の金利の基準となる

長期金利(新発10年国債の利回り)も急低下し

3ヶ月ぶりの低水準となっています。

202002 直近3ヶ月長期金利の推移


フラット35の金利は

前月下旬の長期金利の動向で

翌月の金利が決められています。



この様子だと

3月はフラット35や銀行ローンの長期固定金利が下がるかもしれません。


指標金利以外の要素も加味されて金利は決定されるので

まだ分かりませんが

3月は多くのお客様が新居の完成・引渡を迎えるので

金利がさらに下がるとしたら嬉しいことです。


<フラット35 直近5ヶ月の金利推移>
※融資率9割未満、返済期間21~35年の最低金利

<2019年10月> 1.11%

<2019年11月> 1.17%

<2019年12月> 1.21%

<2020年 1月> 1.27%

<2020年 2月> 1.28% 






資産運用の基本原則として

金利が低いときには

お金を預けるのは変動金利を選択し

お金を借りるには長期固定を選択するといった考えがあります。



定期預金や貯蓄型保険・国債の購入など

利息収入が期待できるお金を預ける行為については

今の低金利で長期間固定してしまうと

今後金利が上昇した時も今の低い金利のまま固定されてしまい

損をするからです。



一方、

利息を支払わなければならない

お金を借りる行為については

金利が低い時に固定しておけば

将来金利があがった時でも

今の低い金利で固定されているので

金利上昇による返済額の増額を避けることができます。



住宅ローン金利を決める時には

その他家計の資産状況や

世帯年収に対する返済負担率の割合

資産運用経験の有無

購入住宅に何年住み、ローンを何年支払うかなど

総合的に検証する必要があります。


多角的に検証した結果

各家庭に合った金利を選ぶのがいいと思いますが

「低金利時は、預けるのは変動金利、借りるには長期固定金利」

といった基本的な考え方があることは覚えておいてださい。